SWEET AIR - BLOG -
2005年9月13日
最後のレース
いわき平競輪場の現バンク最後のレースとなった決勝戦。
混戦を制したのはやはり地元の榊枝輝文だった。
榊枝は子供の頃から競輪好きの父親に連れられて
よくこのいわき平バンクを訪れていたという。
彼が競輪選手を志した「理由」というものも
きっとこのバンクの中で見出したものであるだろうし
榊枝のこれまでの半生は、まさに現・いわき平バンクと共にあった
そう言っても過言でないほどの関わりがあったようである。
そんなこともあり、どうしても現バンク最後の戦いであるこの大会だけは
優勝して歴史に名を刻みたいという気持ちが強かったようだ。
レースは決して楽な戦いではなかったが
それでもゴール前、しっかりと抜け出すことができたのは
榊枝のなんとしても「勝ちたい」という執念が勝ったからであろう。
このあと現バンクは取り壊され、新しいバンクに生まれ変わる。
榊枝少年の心を掴んだ現バンクはなくなってしまうが
新しいバンクでも、きっと榊枝を始めとする地元の錚々たる面々が
数々のドラマを紡いで行ってくれるに違いない。
地元福島勢の層の厚さを見せつけられた…
そんな印象の最終シリーズであった。