2006年6月 6日
優雅に競輪を楽しむ一日 ?西武園競輪F2初日
高松宮記念杯が終了したということで昨日は一斉にヒラ開催がスタート。
最近すっかり第2のホームバンクとなった西武園競輪場でもF2戦がスタートしたため
昨日は現地参戦してみることにした。
この開催には先日西武園を走ったばかりの根岸隆雄選手も追加で参戦しており
ついでに現地応援もできて、まさに一石二鳥の遠征となった。
西武園競輪場のいいところはなんと言っても「車で行きやすい」こと。
自宅から往復で200キロ程度と結構距離はあるものの
道中はほとんど高速道路を使って移動でき、現地には駐車場代が高価なためか
利用者が少ない快適な駐車場が用意されている。
この競輪場の魅力としては他にも
・雨が降っていても駐車場から場内まで全く濡れずに行くことができる
・ビールが飲める(ひとりで行ったときは無理だが…)
・バンクが特殊で私的には非常におもしろいと思う
・汚らしさが感じられない競輪場の作り
・毎開催の最終日のイベントがなかなか面白い(興味深い)
…などが挙げられる。
反面悪い点もある。
・前橋競輪と違って禁煙ではない(私はたばこを吸わないので)
・場内ビジョンがないため、ゴール前が混戦になると結果がわかりづらい
・フェンスは金網ではなくアクリル板なのだがなぜか一部を除いて曇っていて見にくい
・(ギャンブル場はどこも似たようなものだが)食べ物がまずい。
当然どこの場も長所もあれば短所もあるものだが
この場は総合的に見て競輪場としてはかなり優れた場であると思う。
私自身はそんなこんなでかなりお気に入りの場になってしまった。
実際これほど快適な場は全国的に見てもそれほどないはずである。
最近は早めに家を出てとりあえず「温泉」につかってから
西武園競輪場を目指すパターンが定番化している。
この日も定番の児玉温泉に立ち寄ってみることにした。
こだま温泉ファミリープラザ
埼玉県本庄市児玉町蛭川1051-6(旧児玉郡児玉町)
営業時間 7:00-24:00
定休日 毎月第一木曜日
利用料金 4時間まで600円
この温泉は一見なんてことのない地方の温泉センターなのだが
お湯がなかなかやわらかくて個人的に気に入っている。
営業時間もかなり長いし
関越自動車道本庄児玉ICから1キロ程度というアクセスの良さもすばらしい。
その後は高速に乗って快適クルージング。
最近はなぜかブラックコーヒーを飲みながら
川越いもせんべいをつまむのが定番になってしまっている。
ちなみに高速道路でコーヒーと言えば「アドマイヤ」です。
(このサイトで動画を見ることができます)
高速を降りるとまだ時間は10時前。
西武園競輪は1レース開始が11時20分と非常に遅いため
国道463号沿いにあるデニーズで朝食をとることにする。
(ちなみに筆者はデニーズで数年間バイト(フロント)経験あり)
最近は飲み物が全種おかわりできるようになり
途中で飲み物をチェンジすることもできるようになったデニーズ。
ローストのきついコーヒーは相変わらずだが
私のような貧乏人が静かにゆっくりとスポーツ新聞を見て競輪の検討をするのには
ぴったりの店である。
10時40分過ぎにデニーズを出発し
1レース締切り前に余裕を持って西武園競輪場に到着。
1日千円の駐車場はこの日特にガラ空き。
F2開催の集客力の弱さを目の当たりにする。
場内に入場するとさびしいことに掲出されている横断幕はゼロ。
なかなかメンバー的に悪くない大会のはずなのに寂しい限りである。
2レースには砂川秀樹が登場。
外見のファンキーさと名前のギャップがすごい選手だが
このレベルでは確実に勝ち負けになるいい選手。
中団を捌いて楽勝だろうと見ていたが、なんと逃げて勝ってしまった。
このファンキーな顔と共に覚えておいて損はないだろう。
4レースには前日の高松宮記念杯決勝で
弟子がワンツーを果たした添田広福が登場。
前が不発にもかかわらずあわやと思わせるような鋭い差しで4着まで追い込んだ。
5レースは行きっぷりの良くない先行が持ち味?の岩渕祐太が人気になっていたが
吉田哲也がスパッと捲って3着に岩渕が残るこの日一番の勝負レース。
6レースには根岸隆雄が登場。
前を回る中野清治の位置取りが甘く苦戦を強いられたものの
中野が自力で動いたためそのスピードを借りてうまく3着に突っ込んだ。
やればできるじゃない。
(でもまだまだ脚を余しているはず)
7レースには鉢村瑞樹(栃木)が登場。
この人の捲りのスピードはかなりのものがあって
S級でもかなりやれると見ていたのだが最近は急降下してこんなところを走っている。
この日も3番手を回ってそのままマークで流れ込んでの3着。
自力を出せばもっと戦えるはずなのに
本人が全く自力を出すつもりがないらしいので仕方がないか…。
8レースには私が競輪を始めたときから密かに応援している
早坂悟選手の子息である早坂秀悟選手が登場。
実質先行一車の有利な流れだったものの実力上位の溝口和人に軽く捲られ敗退。
まだまだガンガン逃げて駆け方を勉強する必要がありそうな印象であった。
9レースには曲者「須々田大昇」が登場。
敗れはしたもののあわやと思わせるような動きで十分に見せ場は作った。
この選手はなかなかのファイター。
今後の更なる活躍が期待される。
最終10レースは穴党御用達の谷津倉良太郎に期待してみたが
前の仕掛けが遅く全く用なしのままレースが終わってしまった。
この日は前半なかなか調子が良かったものの
後半ヤラレて屈辱のマイナス収支。
残念ながら私の集金遠征は不発に終わってしまった。
10レースの車券発売中にサイクルシアターで涼んでいたら
近くにいたおっさん達は
このまま京王閣のナイターに繰り出すかどうかの話し合いで盛り上がっていた。
私も時間があればそうしたかったところだが
残念ながら今日は速攻で帰らねばならなかったので
最終レースのハズレを見届けて(苦笑)そのまま西武園バンクを後にしたのだった。
アサイチのレースを見て「F2は迫力がない」なんて言ってたおっさんや
根岸隆雄が3着に突っ込んだレースを見て「デタラメだ!帰ろ!」
なんて言ってたおっさんもいたが
F2はじっくり考えれば獲りやすいレースが多いことも確か。
それを獲れないのは自分が単にヘタなだけ。
レースをしっかり見て、選手を知り、よくレースの展開を考える。
そうすることが何より勝利への近道につながるはずなのだが
多くのギャンブラーはとにかく「カネ」が目あてで
なかなか自分から進んでお勉強をしようとはしないので困ったものだ。
A級の選手はレベルが低いから車券が獲れない?
決してそんなことはないはずなのだが…
競輪ファンのおっさん達にはそう言い訳をしないと自分のプライドが守れない
寂しい人種が多いのかもしれない。
全くもって困ったものだ。