2006年7月22日
鋭脚復活!伊藤正樹(愛知・71期)
初日は終始後方の位置取りながら、しまいに鋭く伸びての3着と好走した伊藤正樹。
川崎記念での大ブレイク以来、その鋭脚はすっかりなりを潜めてしまっていたが
サマーナイト2日目になってようやく持ち前のスピードがよみがえってきた。
二日目のレースは渡部哲男・金山栄治・野田源一・坂本勉・伊藤正樹による細切れ戦。
先行するなら金山か坂本勉。
カマシ・捲りに構えるなら渡部哲男という感じに
なかなか狙い目が絞りにくいレースとなった。
打鐘で坂本勉が抑えて出切ると伊藤正樹はそれを追走。
さらにそこを金山栄治がカマシ気味に叩いて出て最終ホームを先頭で通過していった。
2角で坂本勉が捲って出ると、伊藤正樹はそれに併せて発進し
坂本の上を豪快に捲っていった。
ゴール前では伊藤の捲りに乗るような形で捲り追い込んできた
渡部哲男に交わされはしたものの高橋大作の追い込みを振り切っての2着。
さすがの夜の帝王有坂も全く手を出せないというなかなかのプレーであった。
後ろにいた渡部の捲りに併せて発進して渡部の動きを殺してから追い込めていれば
ラインでのワンツーは堅かったのかもしれないが
これはこれで上出来の「上手なレース」だったと言えるだろう。
伊藤正樹選手のKEIRIN.JPのプロフィールを見ると
なんとその脚質は「追」となっている。
今日現在の捲りの決まり手が58.3%を占めているというのに
これはなんだかおかしな話。
たしかにこの選手はいままでずっと位置のない場所を回ってきた選手だが
自力を出すようになって成績が向上してきてからはもうかなりの時間がたっている。
これはどう考えても早いうちに書き換えていただきたいものだが
競輪データプラザ時代からずっとこのまま放置されたままになっている。
伊藤選手は次の奈良F1を経て、再び当地の記念に参戦する。
この出来、この組み立てならば川崎記念以上の活躍も見られるかもしれない。
この選手には卓越したスピードという持ち味がある。
その持ち味をここからどこまで伸ばすことができるのか?
私個人としてはこの選手に一介の穴屋に終わらない活躍を期待している。