SWEET AIR - BLOG -
2006年8月 7日
まだまだ行ける 伊藤正樹(愛知・71期)
前場所奈良F1では少々動きが重い印象のあった伊藤正樹。
今回のふるさと富山には補充で参戦。
当然「やらず」で終わるものだろうと思っていたら
今まで以上のロング捲りを披露して見事に悪い期待を裏切ってくれた。
このレースは山崎岳志(佐賀)と伊藤正樹の実質2分戦。
どちらもすんなり逃げたくないタイプの戦いとなったが
山崎がすんなりと先行態勢に入って
伊藤は定位置とも言える後方からの捲りに構える展開となった。
もちろんすんなり逃げたくない山崎は誘導を残したまま
スローペースでひたすら流していく。
それを見た伊藤はいつもより早めの最終2センターからの
カマシ気味の捲りに打って出る。
その動きに併せるようにして山崎が再発進して粘りを見せるが
最後の最後でようやく伊藤が山崎を捲り切り
つけるガッツ渡会とのワンツーでゴール。
調子は万全ではなくともこのあたりのメンバーとは
明らかに自力が違うというところをしっかりとアピールした。
今のところ捲り一辺倒の戦法をとっている伊藤正樹。
しかし今の彼のスピードがあればカマシでも十分に通用することだろう。
高いスピードで一旦前に出切ってしまえば
あとは後ろがなんとかしてくれる。
競輪とはそんな競技。
戦法は多彩であれば多彩であるほど相手の自力屋に与える
心理的な威圧感は大きくなる。
今後は捲りだけでなくカマシもあるのか?
長い距離も踏めるようになっているし
現在この選手が充実期を迎えていることは間違いない。
まだまだ行ける。
この選手は私がもっともっと上を目指して欲しい
そう思っている選手の筆頭である。