2006年8月28日

Gレースが終わっても各地のバンクでは熱闘が続く

今日から各地でF1開催を始めとしたヒラ開催がスタート。
各地で注目に値する選手が大挙出走した。

この中でも当サイトとしてはまずデビュー以来注目している
古屋琢晶(山梨・90期)が出走した静岡競輪F2に注目しない訳にはいくまい。

古屋はこの開催を1・1で決勝に勝ち上がることに成功。
ここのところ連続優勝中ということもあって決勝戦でも断然の人気を集めた。

その古屋に対するは同期の
篠塚光一(兵庫)・成清謙二郎(千葉)らのイキのいい自力型選手達。
卓越したスピードが持ち味の古屋としては
持ち前のスピードを生かしたカマシ・捲りで他を圧倒!と行きたかったところだったが
後方に置かれた古屋は少々無理駆け気味の早めの巻き返し。

一周以上をフルに駆ける形で同期篠塚に真っ向から力勝負を挑み
力任せに篠塚をねじ伏せる競走をして最後は沈んでしまった。

普段から古屋の競走を見ているとA級あたりで勝つことを重視しておらず
あくまで先を見据えた競走を意識的に行っていることはよく分かるのだが
この競走は「断然人気を背負った選手」としては
少々「雑な競走をしすぎ」のような印象を受けた。

この競走で仮に古屋が後方からの捲りに構えたとしても
後ろの大矢を連れて行けるかどうかは別として
決して勝てない相手ではなかったはず。
「目指しているものが違う」ということはよく分かるのだが
勝てるところではキッチリ勝っておくこともプロとしては重要なこと。
ここらへんで「苦しみ紛れに打つ雑な仕掛け」から脱却しておかないと
将来的にただの「穴の一発屋」に終わってしまう可能性もあるし
今回のレースは決して褒められたものではなかった。

次回京王閣F2を経て来月末には前橋F1に斡旋が出ている古屋。
前回の前橋では雑な仕掛けを目の前で見るハメになってしまったが
今回はキッチリとその持てる力を発揮して
目の前で完全優勝してくれることを期待している。

この選手が一年後にはどのあたりを走っているのか?
上甲ラインの競輪客としては非常に将来が楽しみな存在である。