2006年11月14日

ピストはクールな乗り物さ!

先頃、根岸選手よりいただいたレミントンフレームのピストレーサーだが
あれに装着してあったタイヤは思いっきり「競輪競走専用のタイヤ」であったため
自宅に持ち帰ってものの数日でタイヤの空気が抜け切ってしまい
タイヤの空気を補充する必要が生じてしまったのだった。

さて…
うちにある空気入れと言えばロードレーサーに使う
「仏式」の口金が付いたものだけ。
当然「英式」「米式」の口金も付いていたのだが使わないと思ったので
邪魔になってもいけないのでなんと捨ててしまっていたのだった。

無知な私は競輪の自転車もロード車と同じ口金を使っているものだと
勝手に勘違いしていたのだが、よく見ると競輪用のバルブと言うのは
普通のママチャリ等に使われている「英式バルブ」に近い形状のものだったので
早速ホームセンターに行って「英式」の口金を購入してくることにした。

しかし、英式の口金を空気入れにつけても
「競輪用バルブ」と言うのは「英式」よりもやや口金の口径が狭いものなので
エアーがリークしまくってなかなか思うように空気が入っていかない。

根岸邸で空気を入れたときには
それほど空気が入りにくかったイメージはなかったので
(単に酔っ払っていてよく覚えていなかったという説もあるが…)
これはきっと「競輪用の口金というものが存在するのだろう」と見たワタクシは
早速、近所にある自転車乗りの聖地(?)とも言えるサイクルショップである
「サイクルショップタキザワ」に行き
「競輪用バルブに合う口金ってありますか?」という
「無知丸出し」の問い合わせをしてみることにした。

サイクルショップタキザワ店内

それを聞いた店員の方は「うーん」と困ったような顔をして
道路の対岸にあるタキザワの自転車工房に電話で問い合わせてくれた。

「普通ねぇ競輪の自転車っていうのは英式の口金でいれるもんなんだよねぇ」
「そ…そうでしたか…」

ピストについて詳しく解説されたこちらのサイトなどを見ると
ピストには「スーパーピスタとヒラメ口金の空気入れ」だぜい!と書いてある。
そんなものでせっかくなのでタキザワ店内にあった
限りなくそれに近い「GIYO GF-12 ハイプレッシャーポンプ」という製品を購入して
帰宅し、早速それを使ってみることにした。

使ってみるとみるみるうちに空気圧があがっていくではないか!
全然リークすることもなく10気圧以上の空気を充填することに成功。
早速乗り出してみることにした。

レミントンフレーム

この自転車はすべてが競輪用の部品で作られている完全なる競輪ピストで
「すぴRits」が使っているようなフリーギアの入ったタイプではなく
脚とギアが常に運命共同体となっている固定ギアの
いわゆる「バックを踏む」タイプの本格的なもの。

公道でも乗れるように根岸さんが街道練習用に使っている自転車から
無理矢理この自転車にブレーキを移植してくれたおかげで
急には止まれないものの、ある程度まで普通にブレーキで止まることができる
「普通に乗れるピスト」に仕上がっている。
(街乗りピストには必ず前後にブレーキをつけましょう。
道路交通法違反になるばかりでなく、万が一事故にあってしまった場合も保険が下りない場合があります。)

ピストは乗ってみると本当にこれが面白い。

家の周りの直線道路を軽く試運転するつもりだったのだが
面白くなり何往復もしているうちに酸欠状態(?)になり
家に入る頃には目の前が真っ白になってしまった。

ピストのプレート

この自転車はレミントンサイクルのオーダーフレームということで
きちんと名前と登録番号まで打刻されている。
この番号はネット上で調べると日自振の会報にしっかりと載っていて
平成17年9月30日までで競輪競技には使用できなくなったことが
しっかりと記されていた。

まだまだ体力のほうが自転車についていけないという悲しい状況だが
折を見てしっかりと乗り込みを行い
この今や幻となったレミントンフレームが宝の持ち腐れにならないよう
脚の方もボチボチ作って行くつもりである。

= 追記 =
リンク先にある「Doing It To Death」のzevon氏は持っている自転車に
「コダマ号」「ミチタカ号」「マエタク号」と名前をつけているようなので
私も2台の車に愛称を命名してみることにした。

根岸氏からいただいたピストは当然「ネギシ号」。
ジャイアントのロードレーサーは最初「ジャイアン」にかけて
「スネヲ号」にしようかと思ったのだがなんだか弱々しいので
「ジャイアント」→「ジャイアント馬場」から連想して
馬場喜泰号」と命名することにした。(笑)