2007年1月25日
金成がカナリ伸びています(競輪祭初日11レース)
「終始、金成の動きに振り回された。あいつは危ないやつだ」
(予想紙アカギより)
これは終始「らしくない走り」で惨敗を喫した荒井崇博のレース後のコメントである。
荒井は鐘3角でカマした平原を追走しようと踏み出していったところを金成に合わされてしまい
金成と神山の間に挟まれた荒井は勝負どころで思わずバックを踏まされてしまい立ち遅れてしまう。
後方に置かれた荒井はすかさず最終バックから渾身の捲りを放ったものの
うまく中団をキープした市田に合わされてしまい終了。
最後は空いたインを突いた金成和幸に弾き飛ばされてきた渡辺航平のあおりを食って
バンク上の彼方にまで弾き飛ばされる屈辱まで味わっての9着。
中団取りなら誰にも負けないと豪語するビッグマウス荒井のプライドは
ズタズタに切れ裂かれてしまい冒頭の金成に対する怒りのコメントへと繋がって行ったようだ。
当の金成はと言うと後ろに輪界のプリンス「伏見俊昭」がつけているにも関わらず
終始「俺の競走」を展開。
最後はたまたま?絶好の位置をキープして「もしかして勝っちゃうかも!」と興奮して
脚が三角に回った?市田佳寿浩に渾身のヘッドバットを食らわせてから
お得意の「AV男優のようなド派手なアクション」でのハンドル投げを打ってゴール。
ヤンググランプリの実況アナによる「カナリやった」に触発されたのか
ゴール直後にはいつも冷静な磯一郎氏までもが
「カナリがカナリ伸びています」と言い出すほどの見事な「金成オンステージ」であった。
本来であればこのレースは果敢なカマシを打った平原康多と
実に巧みな番手の仕事を披露した神山雄一郎が称えられるべきレースなのであろうが
あまりにド派手な「金成和幸オンステージ」のすばらしさに感動すら覚えたファンも決して少なくなかったのではないだろうか?
金成にはこれからもスピード偏重の現代競輪の世界をぶっ壊すような
豪快なタックルをお見舞いして行ってもらいたいものである。