2007年1月10日

シビれる先行!松尾淳(岐阜・77期)和歌山記念競輪

前橋競輪場河川敷駐車場

最近は場外発売の場合は競輪場に車券を買いに行くことはせず
ネット投票で済ましてしまうことが多くなったため
場外発売中の前橋競輪場に行くことも少なくなってしまったのだが
昨日はひさびさに「ホンモノの車券を買いに」前橋競輪場へ。
おおよそ前橋競輪場にでも来ない限り食べることもない
登利平のとりめし弁当を食べながらゆっくりと競輪を楽しむことにした。

この日、私が一番楽しみにしていたのは和歌山記念競輪準決勝の最終レース。
松尾淳?山内卓也?小倉竜二と並んだ77期トリオが
市田佳寿浩?前田拓也と並んだ大本線ラインと対峙したレースである。

別線には渡邉一成がいるが、渡邉の後ろは佐藤和典ひとりだけ。
これではさすがの渡邉一成も持ち前のスピードを生かした仕掛けをできるはずもなく
今シリーズで山崎を不発にさせた強地脚の持ち主
松尾淳にとっては絶好の展開となる可能性が高かった。

レースでは予想通り渡邉一成は逃げるフリをしての中団どり。
松尾は最終ホームからいつもの如く力強い走りでガンガン加速して先行して行った。
少し離れた後ろには後ろを牽制しながら進む渡邉一成が続き
圧倒的な支持を集めた市田はさらにその後ろというタテ一本棒の展開。

名前と当地での実績を買われて圧倒的な人気を集めた市田だったが
捲りが決まりにくい和歌山バンクであの位置。
そして逃げた松尾が最終ホームからの一周逃げとあってはさすがに捲りが届くはずもなく
市田はあっさりと人気を裏切って敗れ去ったのだった。

自在とのコメントを出していた岩津裕介はなんと市田ラインの後ろにつけて何もせず。
結果的に岩津が定石通り「先行ライン追走から」の走りをしていれば
松尾ラインの隊列が長くなり77期ラインでの上位独占もあった流れだっただけに
勝ったマエタクにしてみれば「市田様」「岩津様」と言ったところだっただろう。

すんなりで回って来られればチャンス到来だったはずの小倉竜二は
ラインの人柱となり討ち死に。
山内も松尾の踏み直しを差せずの3着で3連単配当はなかなかの高配当の決着となった。

松尾は自身がもつポテンシャルを十分に発揮して粘り込んだが
本当の実力はまだまだこんなものではないはず。

やはり競輪の華は先行選手。

松尾淳には全国の競輪ファンにそんなことを再認識させてくれるような
シビれるような走りを期待したいところである。