2007年1月30日
京王閣・五輪協賛F1はナガツカシリーズ?
初日は捲って抜け出したものの最後にタレるという
お約束のレースぶりで2着に入着した長塚智広(茨城)。
この人が勝つとよく「世界の長塚のスーパーダッシュ」などともてはやされるのだが
実際のところ長塚が得意とするスーパーダッシュというのは
競輪とはおおよそ関係のない「スタンディング」でのダッシュ。
競輪がS(スタンディング)を取るだけの競技であったならば
当然この人が無敵なのだろうが残念ながら競輪は
ゼロスタートのダッシュだけで勝てる競技ではない。
私はこのメンバーで長塚に優勝しろというのが無理だろうと思っていたのだが…
今日行われた準決勝では竹内智彦の好アシスト?によって
長塚智広が軽々と捲って勝ち上がってしまった。
これは確実に流れが長塚に向いて来ている感じだし
長塚優勝の可能性もかなり出てきたと言えるのではないだろうか?
今日の準決勝は木村直隆(兵庫)・竹内智彦(宮城)・長塚智広(茨城)の3分戦。
普通に考えれば勝ち負けより逃げて脚を作っている感のある木村が逃げて
中団はレースのうまい竹内が取り、それを長塚がどう出るかというレース。
レースは大方の予想通り木村先行の中団に竹内。
しかし鐘4角で木村がスパートすると、長塚のカマシを警戒したのか
なぜか竹内が木村ラインのインに潜り込む珍事が発生。
そうなればレースは所詮88点の選手が引っ張るA級レベルのピッチ。
後方に待機した長塚は最終バックからきれいに捲り
あっと言う間に前団を飲み込んで行ってしまった。
竹内はインに詰まるのを嫌って前へ踏んでいったのか
はたまた長塚のカマシを警戒したのか
結果的に長塚をアシストしてしまう凡走で惨敗。
コメントでは「いろいろ考えて自在にやって行く」とのことだったが
このレースに限っては「いろいろ考えすぎてしまった」ことが凡走につながったのかもしれない。
10レースでは先行の先生である松岡彰洋御大を山本健也が完封し
決勝戦は調子落ちの石毛克幸と長塚智広という逃げ屋不在の対戦となってしまった。
流れが向いている長塚が勝つのか?
それとも好位で脚を貯めた選手の一発があるのか?
推理する楽しさが広がる決勝戦。
このご時勢だけに
石毛が逃げて長塚がイン粘り…そこから更に番手がもつれて大量落車…
そんなところから車券を組み立ててみるのも面白いかもしれない。