2007年3月18日
児玉広志オンステージ!(小倉競輪F1)
並びやコメントなどの情報を無料でメール配信してくれる
一歩進んだ競輪場である小倉競輪場。
小倉のメールマガジンが届いていると
「あぁ小倉で開催が始まっているんだな」
とは思うのだが、実際のところ届けられたメールはほとんどの場合読まずに捨てていた。
今日は久しぶりに気が向いてメールを下まで読んでみたのだが
小倉の10レースに先行選手がいないおもしろそうなレースがあるのを発見。
早速打ってみることにした。
このレースは亀井雅斗・山口貴嗣・児玉広志の3車がラインの先頭に立って戦う
3分戦のようなレース。
レースはうるさいオッサン伊藤公人をうしろにつけた亀井が
嫌々上昇して山口を抑えて先行すると
引いた山口ラインの後ろにつけた児玉がシビアに車群を縫って上昇。
児玉が亀井?伊藤を追走する宮倉勇のインに潜って一発宮倉を張った瞬間、悲劇は起きた。
押し上げられた宮倉は後ろを回った秋山智幸と児玉にはさまれるようにして落車。
そこに直後を追走した秋山が乗り上げてアクロバティックな前転をして落ちそうになった瞬間に
後続の濱田光織がそれに追突。
更に最初にコケた宮倉がバンクからずり落ちてきたところに高田誠が乗り上げて
4車が一瞬にして落ちるという一部の屈折した大量落車ファンが大喜びするほどの惨事となった。
大量落車に怯んだ各選手がピッチを落とすと
今度は児玉広志が自ら先頭誘導員となってレースピッチをキープ。
それを更に最終ホームから亀井?伊藤でカマすと
今度は亀井ラインの3番手で小林豊と児玉広志がケンカ。
全団のもつれを尻目に最終バックで山口貴嗣が捲ると同時に
児玉は伊藤公人の後輪にハウスしたのか、その場に崩れ落ちるような落ち方で落ちてしまい
終わってみれば最後はわずか4車という結末。
勝ったのは亀井の先行を利して最後は捲った山口に切り替えて直線差し返した
50歳のS1仙人「伊藤公人」。
最終的に濱田と宮倉は再乗して入線し残る3車は落車担送となった。
レース後、審議にかけられた児玉は落車した上に失格とまさに踏んだりけったりの結果。
押し上げられた宮倉も油断していたことは確かであろうが
その外に秋山の車がいたのではたとえ児玉の押し上げを構えて待っていたとしても
どうにもなるものではなく、この落車事故は誰が悪いと決め付けることもできない
いろいろな要素が重なった結果のどうにもならない事故であったと思われた。
それにしても前転した上に追突された秋山は大丈夫だったのだろうか?
競輪は人間がやるものなのに、落車事故などで選手が負傷した際の情報が
ほとんどの場合出回ってこないのがおかしなところ。
「賭博の駒がどうなろうと関係ない」
そのことは見方を変えれば胴元が自らそんな空気を作り出していることにもなる。
一般の人から見るとギャンブル場の空気が荒んで見えるのは
こうした施行者や関係者の心がけも大いに関係しているに違いない。
漢力なんてものをPRする暇があったら
まずは自分たちの心構えを変えてみることから始めてみたらいかがなものか?
無駄な広告には莫大な金がかかるが
自分たちの意識を変えるということは全く金をかけずにできること。
最終的にはそうした金のかからない改革こそが大きな効果を生むはずなのだが…。
利権にしがみついている連中だらけの公営ギャンブル界に
そうしたものを望もうとするほうがおかしいのかもしれないが
競輪界には選手を応援しようという自然なファンの気持ちを育むための土壌がないことが
何より残念でならない。