2007年3月11日
ホームレス車券師はどこへ行く?3rd Stage 玉野競輪場
自ら「車ホームレス車券師」となり、各地の競輪場を車で巡礼しつつ車券を買い
どこまで金が持つかを検証する実験企画「ホームレス車券師はどこへ行く?」。
1日目の大垣競輪場、2日目の観音寺競輪場で一応連勝を果たした私が
次に向かった地はこの日から記念開催が始まった「玉野競輪場」であった。
ここ玉野競輪場は瀬戸大橋の完成前には四国と本州を結ぶフェリーが多数行き来して
隆盛を誇っていた宇野港からほど近い場所にひっそりと建つ競輪場である。

入り口に向かうとどこの競輪場でも目にする専門紙の販売テントがいくつかあり
そこで500円を渡すと観音寺の新聞売りのオバサンに薦められたのと同じ
「競輪ダービーABC」という専門紙を手渡された。

この新聞は「見やすい新聞・若人の友」「見やすいピーンと勘に来る これがABC」という
謎のキャッチフレーズが多数書かれているだけでなく
なんと「原子力」という能力指数(?)や普通選手本人にもなかなかその実態がつかめるものではない
選手の調子というものが具体的に記してあるビックリな新聞である。

ちなみにこの新聞によると小嶋敬二は現在「好調」で岡部芳幸の調子は「やや良」だそう。
岡部選手のブログを見ると確かにあまり不安はないようだが
花粉症なのでやや割り引いて「やや良」で正しいと言ったところか?
その後、入り口の券売機で50円の入場券を買って場内に入ると
全国的にも珍しいマッスル系マスコットキャラ「ガッツ玉ちゃん」の絵が
そこかしこに描かれていることに驚かされた。
選手紹介中にはガッツ玉ちゃんが実際にバンクに出て選手の走る動きに合わせて
ガッツポーズなどのパフォーマンスで大暴れする気合の入りよう。
玉ちゃんが出てくると場内の子供たちはしきりに「玉ちゃーん」と叫ぶし
稀にいる「オネエサマ」方もこぞって「玉ちゃーん」と
どことなくエッチに聞こえる掛け声をかけていたりして
ファンの間にすっかりマスコットキャラが定着している印象を受けた。

バンクはこんな感じ。
丸い形状のバンクで捲りが決まりにくいクセのあるバンク。
ここは金網ごしに観戦するタイプの競輪場なのだが
死角が少ないのでどこからでも見やすいのが特徴。
観戦エリアは2センターから2コーナーまででバック側は管理スペースとなっていて
基本設計は前日に訪れた観音寺と非常に似ている印象である。
この競輪場は海の近くなので風が強いとは聞いていたが
この日は途中から天気が悪くなり、おまけに風まで出てきたおかげで
非常に寒い一日となった。
そのため室内競輪育ちの軟弱者である私はレースが始まるまでは
非常に弱い暖房がある車券発売スペースの中でじっとして待機し
レースが始まるとホットドリンクを片手に渋々バンクに出て行くという状態で
当然のことながら車券成績も散々。
ついに3戦目にして初のマイナスを計上してしまい
この企画も3戦目にしてついに終了となるハメになってしまったのだ。
結局私は「この借りは必ず!」と雪辱を誓って玉野を後にしたが
その雪辱戦はいつになることやら…。
意外と反響も多かったこの特別企画。
続きはいつになるかはわからないがぜひとも次回はもっともっと本格的にやってみたい企画である。