SWEET AIR - BLOG -
2007年5月31日
渾身のカマシ!!金子兼久(宮城・81期)
前橋競輪F1二日目8レース。
このレースはこの日から補充参戦の芦澤大輔と川野正芳の実質2分戦。
ここで浮きゴマとなった金子兼久?工藤友樹の北勢は番手を含めた自在戦で応戦するということで
レースは激しい番手戦の様相を見せていた。
赤板で川野が芦澤を抑えると芦澤は川野のインで粘るようなそぶりを見せたため
川野は打鐘を前に一気にペースダウンして完全なマイペース先行の態勢に入る。
前々の争いに乗り遅れた北勢は最後方。
ここで金子兼久が追い上げマークから番手戦に行けば川野の後ろは大渋滞になる!
と思われたその瞬間。
金子兼久の取った策はなんと一気のジャンガマシだった。
番手の工藤も思わず遅れ気味になってしまうほどに思い切った金子の渾身のカマシに
スローペースに落としていた川野以下の選手は追いかけるのが精一杯。
金子は最後にはバテバテになったものの結局最後まで粘り切り工藤?金子の順で入線。
離れた3着には「川野の第二先行」を利した野口誠一郎が入り
場内の客は声を失ったように静まり返ってしまった。
かつて徹底した強気の番手戦で一躍大ブレイクしたこともあった金子兼久だったが
元をたどれば数年前までは普通に逃げていた選手。
ここまで舐められたら…という気持ちもあったのかもしれない。
「前々へと攻める度胸のない者は一銭もいらない」
これが前橋競輪。
これがドームマジック。
単純にマーカーが人の後ろにくっついているだけだと思ったら大間違い。
それがあるから競輪は面白い。