2007年12月31日
僕の競輪グランプリ’07
競輪グランプリの日はいつものように前橋競輪場で観戦。

一杯の車で溢れ返った駐車場に降り立ち、場内に入って行くと
そこには親王牌開催時と同じくらい多くの人で埋め尽くされていた。
あたりは熱気で溢れていたが、私自身はどうも気持ちが乗り切らない。
それはどうしても「三井呂之」のことが頭に浮かんでしまうからだった。
三井呂之と言えば、ある程度競輪を知っている人であれば誰でも知っているくらいポピュラーな選手と言っていいだろう。
最近では以前ほどタテの脚は切れなくなってはいたものの
この選手は車券に絡む機会も多かっただけに尚更のこと。
それがよりによって競輪グランプリの日に…そんな内容の事件を起こしたというのだから
関係者ならずとも頭を抱えたくなってしまう。
新聞報道等によると三井は
30日午前1時55分ごろ全身黒装束姿で合宿所2階の窓から侵入して新潟県内の女子高生19人が寝ていた部屋に侵入し
まず入り口ドアのカギを開けて逃走経路を確保したのちに寝ていた女子高生の体にさわり抵抗されたためドアから逃走。
今度は別経路から隣の部屋のドアをこじ開けて進入、そこで寝ていた女子生徒の体をさわるなどしていたところに
女子生徒からの通報を受けた男性教員2人が駆け付け三井を発見。
その後加勢した2人と合わせて4人で三井を取り押さえにかかったが、三井は4人を引きずりながら必死に逃走。
keirin.jpのプロフィール欄に「最後まで全力で走ります」と書いていた三井だったが
最後は観念して宿舎の外で取り押さえられたということらしい。
現場を去年から下見をしていたということでかなり計画的な犯行だったのだろうが
30人以上の女子生徒が寝ている部屋に侵入するということ自体
冷静な判断ができている人間が起こす犯罪とは思えない行為。
ここまでイカレたことをするからには、犯行当時の三井はどう考えてもまともな精神状態ではなかったのだろう。
新聞報道ではさわる「など」したとして具体的な表現を避けているが
「布団の上からさわった」という行動から推測するに
三井にはただ単に女子高生とセックスしたいという目的があったのではなく
非常に特殊な欲求を満たそうとして行動を起こした可能性が高い気もする。
柏あたりには風俗もいっぱいあるだろうに…
そんなところでは発散できない「弱さ」というものが三井にはあったということなのだろうか?
下半身系の犯罪というのはやる側はなんとも思ってはいなくても
被害女性の人生を大きく狂わす可能性のある殺人に匹敵する卑劣な犯罪であり
そんな卑劣な犯罪を三井が犯したという事実は一生をかけて償って行くより他はない。
日自振は「今後の捜査を待って検討する」などと悠長なことを言っているようだが
これは普通の会社であれば即時解雇されて当然の事案。
これではオリンピックにいくら金を出そうと盲導犬をいくら育成しようと
競輪のイメージが良くなることなど絶対にあるはずはないだろう。
少なくともその合宿所に居合わせた女子生徒は全員、一生競輪を白い目で見続けることになるのだろうから。
そんな訳で、今年の競輪グランプリは自分の中では全く盛り上がらず
こんなことを考えているうちにあっという間にレースは終わってしまったのだった。
黒装束に身を包んだ上によりによって競輪グランプリの日に犯行を決行した三井。
これは三井による形を変えた「競輪界への反乱」ともとれなくはない。
いずれにせよ三井にはただ単に処分を下すだけではなく、心のケアもしっかり行って欲しいところ。
それにしても三井がここまでなるまで平気で放置してしまった秋田の競輪界というのは
どこまで人間関係が希薄なところなのだろうか?
競輪ファンとしてはただただ嘆かわしくなってきてしまうばかりである。