2007年12月21日

Go!Go!ウチダ! Go!Go!マスミ!(宇都宮F2戦2日目)

一部から「真澄山」の愛称?で親しまれている内田真澄選手(群馬・83期)をご存知だろうか?

競輪選手離れしたその体型。
専門紙の名前の横に書き込まれた体重の数値は
見た感じ実測値とかなりかけ離れているかのように見えるほど
「ひと目見れば忘れられない」強烈なルックスを誇るこの選手が今期は60点台と不振にあえいでいる。

それでも11月の松戸開催最終日では、結局最後は捲られはしたものの
いわゆるJHB(ジャン・ホーム・バック)をすべて先頭で通過する果敢な走りを見せ
まだまだ終わってはいないことを印象付けた内田真澄。

この日はとにかく、その内田真澄の走りが見たくて宇都宮競輪場に行ってみることにしたのだった。

初日の1レースで惨敗を喫した内田はこの日も1レースへの出走。
別線には岩田幸久(埼玉)がいて、内田の後ろには同県群馬の大御所・新谷隆広がいるというこのレース。
唯一の救いは岩田の番手を回る榎本英雄の近走が低調であることだったが
さすがに隣県の選手にジカに競ることはできない内田は
一旦前を切ってから岩田の仕掛けを待つ組み立てでレースを動かして行った。

しっかりと中団をキープした内田は最終バックから巻き返しをはかるが
先手ラインの3番手につけた東海林清勇(秋田)が障害物となる不利があり巻き返しが遅れてしまう。

4角でようやく先団に追いついた内田は後ろから遠慮がちに追い込む新谷を尻目に
長い直線を利してジリジリと追い込み、ゴール寸前でようやく榎本を捉えて2着。

ゴール後は中バンクに上がって観客席のほうを向き
「どんなもんじゃい!」
とでも言いたそうな勝ち誇った顔をしていたのが印象的だった。

低調な近況でも、まだまだレースの見せ場を作る能力はある内田真澄。
F2戦の前半戦を彩る「一度見たら忘れられない」こんな個性ある選手にも要注目だ。