2007年12月29日

あぁみっともねぇ!(平塚競輪F1湘南ローズカップ戸川杯)

平塚競輪場での今年最後の開催となったF1戦の決勝戦は稲垣裕之(京都)と新田康仁(静岡)による2分戦。
稲垣には加藤慎平、新田には深澤伸介とそれぞれ地域スジの選手が番手を回ることになったのだが
そこへそれぞれ坂本英一、山田敦也が競り込みに行くことになり
このレースは両自力型の後ろは共に競りという一風変わった2分戦となった。

坂本英一・山田敦也の両者は顔見せから併走。
それに対してスタンドからひとりの客が山田に向けて
「余計なことをしやがって!」と顔見せの段階から集中的に罵声を浴びせているのが目に付いた。

レースは抑え先行に入った新田を稲垣が最終ホームで叩きに行ったところ
併走になっていた新田の番手が離れてしまい稲垣が新田の番手にはまるという新田にとって最悪の展開。
稲垣は最終バックからすかさず番手捲りを打ち、先頭でゴールを駆け抜けた
そんなレースだった。

深澤のところに競りに行った山田敦也は最終バックで深澤に始末され終了。
大差の6着に敗れ敢闘門のところに戻ってきたその時
顔見せから山田を罵っていた男が金網に駆け寄って来て再度山田を激しく罵り続けた。

自転車を降りた山田敦也はその男を睨み付けて威嚇しながら近づいて行ったが
それを見た新田康仁が歩み寄って激昂した山田をなだめながら敢闘門のほうに連れ戻して
ひとまずその場は事なきを得たのだが、その一連の流れを間近で見ていた私は思わず頭を抱えてしまった。

確かにその男はレース前から山田に個人的に恨みがあるんじゃないか?と思えるくらい
異常なまでに山田を罵り続けていた。
しかし山田はこのレースで6着に敗れたばかりでなく、競りにも負けたのである。

競輪とは勝負の世界。
その勝負の世界を生きる者が、勝負に負けて無様な醜態を晒した上に悪意を持った客にケンカを売るとは何事か!

「文句を言われて悔しかったら勝ってみろ!」

山田敦也選手は個人的にデビュー時から期待していた選手だったのだが
この一連の行為から山田敦也という選手の人間性が垣間見えて、呆れ果ててしまった。
山田はまだまだ勘違いするほどの選手でもあるまい。
アタマを冷やして出直してこい!