2008年1月 4日
競輪場で買った一枚のおみくじの効果(前橋競輪場)

昨年は現地に出かけてみた取手競輪のお正月開催だが
今年は取手の場外発売を行っている地元前橋競輪場から連日の「場外」参戦。
この日は正面入り口側の特設ステージにおいて
手島慶介選手のトークショー&サイン会も行われ、多くの人の関心を集めていた。
手島は年末にもこのようなイベントに参加したばかりだし
ファンサービスが義務付けられているS班の選手は意外と大変だ。

今回の開催場である取手は個人的に非常に相性の良い場のひとつで、前日もプラス収支で終えることができたのだが
なかなかの自信を持って狙った万車券を2着3着の順違いで取り逃がすなど
相変わらず車券の軸はブレ続けている印象。
なんとなく自分の買う車券に自信が持てないから
車券の買い方も点数が多くなりがちになり、1点あたりの購入額も低下する。
ここのところの私はそんな悪い流れにはまっていたのである。
そんな中やってきた8レースは、捲り屋ばかりの3分戦で
なかなか展開も各自力型の調子も計りにくいやっかいな雰囲気の番組。
このレースは、ラインがしっかりしている三上佳孝(千葉・88期)がなんとなく逃げそうな雰囲気もあるのだが
後ろが他人も荒澤貴史(北海道・85期)が何かの間違いで逃げてしまえば
後ろにつける水島洋一(群馬・53期)、高橋京治(埼玉・51期)の両者にタテの脚がある選手だけに
なんとかしてくれそうな雰囲気もあったので、車券は漠然と水島を軸に買おうかと考えたのだが…
それだけだとどうも車券を買う根拠に乏しい気がして予想紙を前にして考え込んでしまった。
長考した後、私はふと思い立って席を立った。
「そうだ!あの人に聞こう!」
流れを変えるヒントになればと今まで買ったこともなかった予想屋さんの予想を買ってみることにしたのである。
前橋で予想屋と言えば、なんと言ってもカリスマ的人気を誇るS澤さん。
100円を渡し、予想の紙を受け取るとそこにはこれまでの迷いを断ち切るような単純明快な答えが書いてあったのである。

狙いは荒澤から。
これはどう考えても別線の逃げを荒澤が捲る展開「だけ」を想定したものであろう。
実に潔いこのフォーカスを見て、最近の自分に足りなかった欠点にようやく気がついた気がした。
結局その8レースは南関東同士の叩き合いという想定外の出来事が起こったこともあり
氏の狙い通り水島→荒澤で決着した。
ようやく自分の感覚を取り戻した気がした私は続く9レースの3連単を1・2着ウラで外し
10レースもタテ目で外したが全く悲観はしていなかった。
最後の2つのレースは一見難しそうにも見えるが
どう考えても先行する選手の番手を回る選手が有利であることは間違いない
迷わずに狙えば取れそうなレースだったからである。
11レースは車券的においしい相手が突っ込んできてなかなかの配当。
12レースに至っては逃げる選手(乾準一)と中団を取れる選手(渡邊秀明)がほぼ分かっている状態にも関わらず
大きな配当になってしまったというすばらしくおいしいレースとなった。
人間誰しも車券成績が芳しくなければ弱気になってしまうものだと思うが…
流れが悪い原因というのは意外と自分の中に原因があることも多いような気もするのだ。
迷いが生じている状態であれば、オッズに騙されてハズレ車券を買っていたところだったのだろうが
この日は一枚の紙切れを見ただけで一気に迷いが断ち切れた気がして
お金が儲かったこと以上に幸先の良いスタートが切れた気がした…そんな年の初めの「打ち始めシリーズ」となった。