2008年5月17日

風のワンダーランドに行ってみた(宇都宮記念初日)

夜にふと思い立ち、高崎のはずれにある地元では有名なラーメン店「だるま大使」へ行ってみた。

かつてのここは数時間待ちの行列を覚悟しないといけない店だったが
最近では営業時間が延びたため、ピークを外せば待ち時間もなくすんなりと入れるようになったので
年に何度か思い出した時には行っているような気がする。

店内ではだるまラーメンパート2ともつまんま、そぼろまんまを注文。
もちろん替え玉も…とコテコテな豚骨醤油ラーメンをガッツリといただく。
この店がまだ国道18号沿いにあった時にはテーブル上に置かれている生姜や高菜の入ったケースに
なぜか手島慶介の千社札が貼られていたのだが、今はどうなったのだろう?

退店後はかなり胃にダメージを受け、外の自動販売機でコーラを買って飲むのもこの店の恒例行事。
個人的には前橋の博多一番のようなシンプルな味のほうが好きなので
これでしばらくの間はコッテリ豚骨ラーメンを食べなくてもいられそうだ。

帰りにコンビニに寄って競輪専門紙アカギを買おうとしたのだが、なんと店頭に並んでいない。
とっさに携帯電話を取り出して.jpで確認してみたところ驚愕の事実が判明した。

「高松宮杯まで前橋競輪場での車券発売はない」

仕方がないので翌日は風のワンダーランド宇都宮競輪まで直接出向いてみることにしたのだった。

前橋から宇都宮競輪場へは電車で両毛線・東北本線・宇都宮競輪特製「競輪ファン専用バス」と乗り継いで行っても
行けないことはないのだが、それよりも車で行ったほうが確実に早くて安い。
それなので、いつものように上武道路・39県道・50号・293号と進み、鹿沼の「見てみっぺ」の看板を横目に一路宇都宮競輪場へ。

宇都宮競輪場の駐車場はそれほど広くない印象があるため
「せっかく行っても駐車場に入れない」という悲惨な状況にならないように
少し余裕を持って午前10時半ごろに到着。(1レース開始11時)

ポカポカ陽気の道を歩き、駐車場の対岸にある宇都宮競輪場を目指して進んで行った。
(写真中央・信号機の奥に見える屋根が宇都宮競輪場北入口に直結するエスカレーター)

場内は相変わらずリニューアル工事進行中のため
ただでさえ観客がホーム側に行くことができない変な作りの宇都宮競輪場が尚更変な作りになってしまっている状況。
グレードレースということで4角付近の地中から湧いて来る構造になっている宇都宮の選手入場口(いわゆる敢闘門)には
フラッグガールのおねえさんも配備されていたが、客席からはどんな人が振っているのかさっぱり分からないくらい彼方の出来事。
経費削減が叫ばれる中、そんな見えないところのオシャレまでできてしまう宇都宮競輪は
なんと太っ腹なのだろうかとちょっとばかり感心させていただいた。

まずは前回教えていただいた宇都宮の隠れ名物「レモン牛乳」を買いに売店へ。

宇都宮以外ではなかなか見ることができないレモン牛乳も宇都宮競輪場では平然と売られているから不思議なものだ。

ストローを差し込むとこぼれ出てきたのは牛乳に黄色いものを混ぜたような色の液体。
名称やパッケージからはすっぱい味が連想されたが実際の味は
「生乳に砂糖と香料を混ぜた味」というパックに記載された原材料の一覧そのものの味。
正直なところなんでこれがレモン牛乳という名称になったのだろう?と考え込んでしまうような不思議な味だった。

宇都宮競輪と言えば一番有名なのがテーマソング「風のワンダーランド」。
歌っているのはSierraさんという方だそうで
AMラジオのような音質ながら宇都宮競輪場のホームページで聞くことができるようになっている。
本場ではグレードレース開催時以外の通常開催時もしっかりと場内に流されていて
知らず知らずのうちに気持ちよく車券を買わされていて思わず笑ってしまうこともある。

また、宇都宮は3部構成となっている締め切り前音楽もなかなか秀逸。
施設はお世辞にもきれいで快適とは言い難いがその分「音」が印象に残るなかなか気持ちの良い場でもある。
機会があればぜひ本場に行ってその雰囲気を味わっていただきたいものである。

これまでの通常開催と同じように改修工事のために場内が狭くなっていることもあってバックストレッチ付近は混雑していたので
この日も先日ここを訪れた時と同じ1角上の丘の上に上がって観戦。
近くでは地元のおじさんとおぼしき方々が、ああでもないこうでもないと検討会を行っていたが
その会話の中で驚いたのは手島達矢が手島慶介の弟だと思われていたこと。

手島慶介は「てじま」で手島達矢は「てしま」。慶介の弟は手島志誠(てじまゆきのり)である。
もっとも群馬のある選手が手島慶介のことを「てしま」と呼んでいたのを聞いたことがあるくらいだから
そのあたりがゴッチャになるのも無理はないのかもしれない。

4レースではその手島達矢が突き抜けて1着。
このくらいのメンバーなら一発も十分と河津照彦のアタマで買っていた私は
あと一歩で10万超の配当ゲットとなりそうな展開に汗をかいた後にうなだれる結果となる。

宇都宮記念と言えば雁部護支部長率いる選手会栃木支部によるイベントがすっかりお楽しみのひとつとなっているが
初日のこの日もしっかりと中村淳内田慶阿久津修古川尚耶齋藤昌太の5選手が参加。
トークショーを展開したほか、レース中は観客席でレースを観戦。
たまたま私が見ていたところに来た若手選手達による「オーロラビジョン欲しいよね」とか「峠さん何着だった?」などの
客とは少し違う目線の会話が耳に入ってきて別の意味で興味深かった。

作新学院高校出身で高校の時は宇都宮に住んでいたという池崎太郎と
作新の後輩菊池崇訓のワンツーが見事決まったあとの8レースでは
4.00ギア大竹慎吾の捲り一発に期待するも写真判定の末2着。

決定と時を同じくして一気に怪しくなった雲行きを見て、多くの人とともにとっさに帰路についたが
寸でのところで間に合わずエスカレーターのところで足止めを食らうことに。
確か何年か前の宇都宮記念の時もこうして急に雷雨が来た影響で中継放送が途切れてしまい
場外発売の場では音声による実況だけが流れた記憶があるがまたしても…。

前半戦はいまひとつ面白みに欠ける印象のある現行制度の記念競輪だが
メンバーにも恵まれたのか、この開催に限って言えばなかなか楽しめてよかったように思えた宇都宮遠征(?)だった。

= 関連リンク =
2007年2月24日 宇都宮東西王座戦