SWEET AIR -Dairy Report-
2008年7月 3日
今開催の幻の目玉選手(千葉競輪F2最終日より)
師匠の森下太志選手や兄弟子の海老根恵太選手、それに客席から家族が見守る中
デビュー戦で2着以下を着差大差となる圧勝で下した岩本俊介選手(千葉・94期)。
無傷の2連勝で勝ち上がってきたこの日はデビュー以来初めてとなる別線の自力型がいる番組となる決勝戦に挑んだ。
対する長谷川辰徳(埼玉・89期)は戦績が示すもの以上のダッシュ力、スピードのある選手であるため
かなり厳しいレースになることも予想されたが
岩本は後位がジカ競りという悪条件も全く意に介さず難なく長谷川の仕掛けに併せて先行。
長谷川を悠々叩くと最後はもつれる2着以下を5車身千切って、見事に94期生優勝一番乗りを完全優勝で達成したのだった。

混戦の2着争いは名前も顔もいかつい4・強口義良(こわぐち・ぎろう)が闘魂の走りで制し3着にも8・廣瀬來支部長(千葉・43期)。
ゴール時には実に気合いの入った掛け声が響き渡り、そこに選手の地元の意地というものを見たような気がした。

櫻井学(群馬・84期)の豪快な捲りで幕を閉じた最終レースを見届けた後
競輪場の外に出るとそこには今開催の開催告知となる主要出場メンバーの一覧表が掲げられていた。
列挙された名前の片隅には赤い線が引かれ消されている「滝澤正光」の文字が…。
私も含めて「A級に落ちればまた滝沢正光さまの先行が見られる」…と
この開催を楽しみにしていたファンも多かったはずだけに今回の引退発表は実に残念。
かなり酷な話かもしれないが、岩本選手には幻となった目玉選手・滝沢正光さまに少しでも近づけるような
力強い先行での活躍をこれからも期待したいところである。