2008年7月13日

オーヴァルの…湯?(京王閣F2最終日)

小倉・函館のようにメールマガジン形式で並び及びコメントを公開し
専門紙がなくても車券に手を出しやすい環境が揃っている場が多いナイター競輪開催場。

現状ではこうした場以外であってもネットライブや中継などを見ながら打つのであれば
ある程度の情報が居ながらにして手に入るようになっていて専門紙要らずの状況が出来上がっているのであるが
多くの場が車券を購入する上で一番重要な選手紹介の並びを常時表示することはせず
解説者の狙い目やオッズ表示などを優先して表示してしまうために
やっと並びが分かって買い目を絞ってネット投票画面に買い目を入力している途中で締め切りになってしまったという経験も
ネット投票をよくやる人であれば必ず経験があることだろう。

そんななか京王閣競輪場を始めとするいくつかの場のネットライブは
画面の右側に選手紹介表示のタブが用意されており選手紹介終了後から若干のタイムラグがあるものの
視聴する側の人間が好きな時にそこを開いて並びを確認することができるようになっている。

これならやっと並びが分かった時にはすでに締め切り3分前なんてこともなく
そのレースに関して何の予備知識もなくいきなりパソコンをつけて打ってみるという状況であったとしても
ほぼ普通に車券を買うことができるため、私個人的には非常にいいサービスであると思っている。

中継には解説者などが狙い目などを公開しているが
残念ながら車券を買う人間の多くはそのような人の意見など全く参考にすることはないはずで
私と同じように頼むから早くその表示を消して並びやオッズを出してくれと思っている人も決して少なくないはず。
敢えてそのように狙い目表示をするのであれば、並び表示を常時表示したまま狙い目の表示をするなどしてもらわないと
そのレースに関して何の予備知識もないまま手をつけようとする「飛び込み購入」をする人にとっては不便で仕方がないことだろう。

そんなこともあり、最近ではアシスタントの浜中清香さんに見とれつつもネットライブを見ながら車券に取り組むことも多くなった京王閣競輪。
この日は94期の在校成績ナンバーワンである鈴木雄一朗が1着2着の成績で決勝に勝ち上がったということもあり
ひさびさに現地に行って競輪をやってみることにした。

しかし京王閣競輪場は車で行くと道が混雑したり駐車場がなかったりするなどしてなかなか大変なので
今回は普段ほとんど使わない電車を使って向かい
隠れ京王閣名物でもある京王多摩川駅裏の焼き鳥+ビールも併せて堪能して来ることに。

こちらからは湘南新宿ラインで新宿まで向かい京王線に乗り換えるという経路。
平日であれば950円のグリーン車の料金も休日のこの日は750円。
快適に新宿まで向かい、今度は京王線で調布へ行き、そこからまた橋本方面行き各駅停車に乗り換えるという寸法。
しかしたまに京王閣に電車で来るとやってしまうことなのだが思わず調布で乗り換えた電車は見事に飛び道具。

電車は目的地の京王多摩川駅で止まることはなく、そのまま東京オーヴァル京王閣の看板を横目に見ながら
川を渡って川崎に向けて進んで行ってしまった(笑)

再度引き返してようやく京王多摩川駅に着いた私は駅前で焼き鳥とビールを購入した上で競輪場の中へ。
汚いけどとても見やすい2センタースタンドに陣取っていい感じに酔っ払ったところで
トップスピードはそれほどでもなさそうに見えるが
ブロックされても止まらずにモコモコと地味に伸び続ける鈴木の強地脚捲りでの優勝を目の当たりにしてようやく目が覚める。

その後、車券を買いに行ったついでにオケラドリンクコーナー(無料飲み物配給所)に行ってみたら
ホワイトとレモンの2種類が用意されているオケラジュースのうち、ホワイト(乳酸菌飲料?)のほうはすでに
調整中という札が掛けられており閉店してしまっていた。

そのまま1コーナー方面に進んで行くと今まで一度も入ったことがなかったオーヴァルの湯(足湯)とやらが
辛うじて営業していたので入ってみることに。

しかしもうすでに営業時間も終盤ということもあってか
お湯はなんとなく澱んだ色をしていたばかりか冷たくとても「湯」とは言えない状態。
近くにはボイラーも用意されていたが追い炊き機能やお湯の循環機構などは用意されていないのだろうか?

いくら無料だからと言ってもこれでは…。
ここの足湯を利用したい場合は早い時間に利用したほうがよさそうだ。

最終レースは別人のように力を付けてきた柿ピーこと柿沼信也の先行を利した新井剛央が
今シリーズ各の違いを見せ付けていた矢端誠二を振り切って優勝。
車券は押さえ程度で大した儲けにはならなかったものの、払い戻しを終えて優勝選手インタビューを見に行ったところ
目の前にプレゼント品と交換できるボールが飛んでくる幸運に恵まれた。

それにしても相変わらず京王閣のホーム側にできたお立ち台付近は相当な熱気。
名前だけは知っていても、どんな顔をしているのかも知らないような選手が
客の目の前にやってきてしゃべってくれる訳だから、きっとこれを楽しみにしている客も多いのだろう。
(ただ単にプレゼント品の施しを受けたいだけかもしれないが…)

オーヴァルエンジェルスにオーヴァルの湯
そして客席内に入り込んだ位置からの勝利選手インタビュー。
更には後閑信一を引き込むなどして集客や売り上げ維持・向上のために動いている印象がある京王閣競輪場。

2センタースタンドの座席の汚さは相変わらずだが
改修してきれいになったあと、着実に変わって行こうとする意気込みは感じられる場であるし
これからもこのままいろいろな意味で快適で楽しめる競輪場に変わって行ってもらいたいものである。

= 関連リンク =
・京王閣競輪場