2008年9月18日
豊橋競輪F1が雨による走路状況の悪化により開催打ち切りに。
2008.09.18 【お知らせ】9月18日(木)の豊橋競輪第2日目は
雨による走路状況の悪化のため第8レース以降中止、打ち切りとなりました。
ご迷惑をおかけしますがご了承ください。なお、第8レース以降の車券は全て返還となります。
明日(9月19日)につきましても中止、これ以降の開催は打ち切りとなります。ご了承下さい。
(keirin.jpより)
今回の豊橋競輪の開催打ち切りは、経年変化により劣化した走路が雨によって滑り
公正安全なレースを行うことができなくなったことに伴う措置。
これは先に開催を中止して走路改修を行った川崎競輪場と同様の措置であったが
これは他場において予定されていた開催をまるまる中止にしなければならないような事案が発生したにも関わらず
自場のバンクコンディションを再確認することもなく対岸の火事としてスルーし続けたという
競輪業界がいかに公正安全なレースを行うことに主眼を置かず
目先の利益だけにとらわれた運営をしているかということを如実に表したものと言えるだろう。
一宮の死亡事故発生時には「競輪界では総点検を行い再発防止に努めてまいります」との決意表明をしたばかりだったが
実は未だに上からの通達すら届いていない状態だったのだとか。
もっとも、安全公正なレースを行うことが責務である各地の施行者としては
JKAからトップダウンの通達が来る前に自主的に安全チェックぐらいしておくのがスジというものだし
ただでさえバンクが古く滑りやすい場が多いことは車券を買っているファンだって分っていること。
まさかそんな車券を買っている人間でさえもわかり切っていることを施行者が知らないはずはないし
いざ事故が起こってみてから慌てて開催を打ち切りにするようでは
公営賭博を開帳する胴元としての資質自体も問われてしかるべきなのではないだろうか?
豊橋と言えばかつては廃止秒読み段階に入った競輪場だったが
存続決定後は場内をレトロ感溢れる作りに作り変え、タレントさんを招聘して総天然色豊競予想劇場なども展開。
どちらかと言うとイベントに力を入れて経営努力をしている場であるとの印象はあったのだが
まさか事業の主体を成す競輪の安全公正な運営に対してここまで無関心だったとは…実に残念な限りである。
総点検を促す通達を順次出して行くつもりだったのかもしれないが
そうやって上がモタモタしているうちにも競輪の開催はほぼ毎日全国で休むことなく続けられているし
その間にまた新たな事故が起きないという保障がある訳でもない。
古ぼけたスリッピーな走路で行われるリスクの高いレースの車券を買わねばならない競輪ファンも大変だが
いつ何時どんな転び方をするか分らないシビアなコンディションの中で走らねばならない選手の方々は実に大変だ。
= 関連リンク =
・豊橋競輪
・勝手にスポーツコメンテーター森下太志編(ウォークトップに関して)