2008年9月19日

やさしい運転のオケラバスに乗って過ごすジェントル・トゥインクルナイト

この日は美術館に行ったりお買い物に行くなど競輪とは縁のない目的のために電車に乗って東京へ。

夕方ツレと別れて湘南新宿ラインで帰宅しようとしたところいいタイミングの電車がなかったため
調べてみたところ大井競馬でナイター開催をやっていることが判明。
JR大井町駅からオケラバス経由で大井競馬へ向かい、時間潰しがてら資金稼ぎに精を出すことにした。

この日は川崎競輪場でもナイター開催を行っていたのだが
高崎と都区内往復切符の帰り分は「東京都区内りんかいフリー切符」ということになっているため
大井町駅までは実質無料で行けるが川崎までは別途追加料金が必要。
それに競輪よりも競馬のほうが遅い時間までやっているからやれるレース数が多いということもあるので
この日の寄り道先は大井競馬に決定することになった。

ガイドを見ると大井競馬への無料護送バス(オケラバス)は大井町駅の7番バス乗り場から出ているという。
大概この手の一般の人が利用することはないバスは分りにくい場所から出ているのが相場なので
駅を出たところにある案内板で確認すると1から6までのバス停が大きい文字で表示されていたのとは対照的に
片隅に小さく7と書かれたバス停を発見。

指示通りに「きゅりあん」(品川区立総合区民会館)方面を右奥の方向に進むと、このようなバス停留所への行き先表示板を発見し
無事に大井競馬(東京シティ競馬・TCK)行きのバスに乗り込むことができた。

実は少し前にも花月園競輪場からの帰りがけにこのようにフラッと川崎競馬場に寄ってみたことがあったのだが
その時乗った護送バスの運転手はいわゆる「2番で引っ張る」(注1)タイプの高回転ブン回し型の地球にやさしくない運転をしていたのだが
こちらのバスの運転手はデジタコ(注2)でも付いているのか次から次へと上のギアにスコンスコンとシフトアップして行く
燃費効率の良さそうな運転をしていたのが非常に印象的。

実際ブン回し型の運転のほうが走らせているほうは楽しいのだが
乗っている側からすれば運転手が投げやりになっていやいや仕事をしているようにしか見えないし
燃料費が高騰している昨今においては燃費効率のよい運転をしたほうが圧倒的に収益性は高い。

所詮ギャンブル場…されどギャンブル場。
投げやりな仕事をする運転手が運転する護送バスに不運にして乗ってしまった客は
いやいや働いている運転手に感化されて、知らず知らずのうちにすっかり荒んだ心でギャンブル場に到着することになってしまうのである。

競馬場に到着するとイメージキャラの「うまたせ」と「ウマタセーヌ」の看板がお出迎え。
100円を支払って場内に入る。
ちなみに予想資料は行きの新幹線の中で読んでいたスポーツ新聞を
こんなこともあろうかと思い競馬・競輪・競艇・オートの面だけ抜いて、密かにポケットに突っ込んで持っていたものを利用した。

場内ではナイター開催を実施している公営競技場にいかにもありがちなエッチな光線がお出迎え。
客層はおっさん客がメインになってしまうのは仕方がないことだが
競輪場ではあり得ない20代前半とおぼしきおねえちゃんの姿まで見えるのはすごいところ。

競輪場では豊富に用意されているマークシート記入用の鉛筆だが
競馬場では記入用の筆記用具持参が基本であるため、入場者数からすればわずかに配布されている鉛筆を拾うのに苦労したが
なんとか鉛筆をゲットし馬券購入に成功。
そうして雨が降り続く中、TCKでのトゥインクルナイトは更けて行ったのだった。


(注1)2番で引っ張る
大型自動車の場合、重量物を積んでいる場合を除いてはローギアでの発進はせず2速か3速(通称2番・3番)で発進するのが普通。
この場合は2速発進をしてそのまま高回転域まで引っ張る(ブン回す)ことを示す。
(注2)デジタコ
デジタル・タコグラフ。業務用の車両は何時何分にエンジン回転数がどれくらいで速度何キロで走ってたかということをタコグラフという
運行記録計に逐一記録しながら走行している。以前はこれを感熱ペーパーに記録していたのだが
現在はGPSを使って取得した位置情報やブレーキをいつどれくらいの強さでかけたかの情報
それにアクセルをいつどれくらいの強さで踏んだかのアクセル開度などの情報も交えてメモリーカードに記録するデジタルタコグラフが主流。
デジタコでは社内で設定した制限速度・制限回転数を越えた瞬間に機械が警告を発するようになっているため
アナログ方式よりもきめ細かい運行管理が可能となっている。