2008年9月26日
競輪場に来いけ和博(西武園競輪場)
この日はF1開催の行われている西武園競輪場へ。
しかし、この日はモタモタしていたら8レース発売中の遅い到着となってしまった。
しかし、そのせいかなんと公称わずか51台分しかないという無料駐車場が空いているのを発見。
速攻でそちらに車を停めて行くことにする。

無料駐車場は競輪場までゆうに徒歩3から5分はかかるという少し離れた位置にあるのが残念だが
西武園の有料駐車場はいつの時間に入っても1日1000円という良くも悪くも少々どんぶり勘定な料金システム。
中途半端な時間に西武園に来るといつももったいないと思っていた駐車場代がかからないというのはありがたい限りだった。
以前、私は3時過ぎに来た際に西武園の駐車場の係員の人にこんなことを聞いてみたことがある。
「今の時間に入れてもあとものの1時間半程度で競輪は終わりですよね?
金額的には向かいの「いなげや」(スーパー)の駐車場に入れてしまったほうが安上がりになりそうなんですが
こういう中途半端な時間に来た時にはあちらに入れてしまっても問題はないんですかね?」
「そうですねぇ。あちらも商売でやっている以上は料金を支払えばいやとは言えないと思いますが…」
聞けば西武園の無料駐車場は15時30分に開放されるということなので、いざとなればそれまで待ってから入るということもできなくはないらしい。
しかし…この料金体系が「近くまで来たから寄ってみるか」という気にさせない要因になっているのも事実。
駐車場が無料の大宮競輪場は通り掛かりに気軽に寄れるのに対して西武園は一日競輪をやれる日でなければ行けない場。
この施策は車での来場を減らして電車での来場を増進する意味もあるのだろうが
競輪場の目の前にあるのは著しく乗り継ぎの悪い西武園駅。
鉄道よりも道路の便のほうが良いウチのほうからではとてもではないが電車で行く気にはなれないし
こうしたことも確実に西武園の売り上げに影響していることは間違いのないことだろう。

そんな西武園ではあるが、競輪場の中は各地の競輪場の中でもトップクラスの美しさと快適性を誇る場。
雨の日でも駅や駐車場から傘をさす必要もないし、場内には冷暖房完備の部屋も用意されている。
階段を上がりながら上を見上げればアーチを描いた流麗なデザインの屋根が付いていたりして建物の線形自体も美しい。

ポリカーボネート製透明板の色はところどころくすんでしまっているもののスタンドのどこから見ても死角は少なくとても見やすい競輪場であるし
車券も堅いか大穴かに極端に分れるクセのあるバンクで、そのクセさえある程度掴んでしまえばあれこれ考えるのがとても楽しい競輪場。
(古くなった透明板を新しいものに替える資金は今の西武園にはないという噂も…)

日本が生んだスポーツケイリンなどと競技のケイリンと競輪を無理矢理結び付けようとする広告は気に入らないが
今年は全日本選抜競輪もここで行われるし激戦に期待したいところ。

かつて結成された「競輪流行らせ隊」は俗に「競輪廃らせ隊」などとも言われてバカにされたものだが
効果があるかどうかも分らないものにお金をかけるよりも西武園にはいつも通りの小池解説とエキサイティングな綿貫実況
それにおじいちゃんのアイドル・セキュリティコンパニオンがいれば十分。
別に「競輪場に来いけ和博(チャリーン)」とテレビで無理をして歌うまでもなく、西武園は客の立場に立った運営を続けていれさえすれば
躍進する可能性も十二分に秘めている場であるはずなのだから。