2008年9月 5日
あてにならないスピードチャンネルよりも自前の競輪中継ネットライブ
武雄競輪場が9月5日の開催からようやくインターネットライブ中継を開始するということで楽しみにしていたら

なんとこの有様。
もっとも今年7月の段階では
「恒常的なインターネットライブ中継につきましては現在ファンの皆様のご要望に応えるべく
H20年度中の実施に向けて調整をしているところです。」(武雄市役所営業部競輪課)
とのことだったので、お役所仕事にしてはそれでもかなり迅速な対応であるほうと言えるのかもしれない。
現在、スカイパーフェクTVには有料の競輪専門チャンネルである「スピードチャンネル」というものがあるが
そこは視聴会員から月ごとに会費を取って運営しているほかに
なんとライブ中継を実施している競輪場からもお金を取るという二重取りの収益構造で運営を行っているのだとか。
スピードチャンネルはグレードレースではオッズ専用チャンネルなどという過剰なまでに贅沢なチャンネルを用意する反面
売り上げ面で苦戦する場のF2開催を率先して放映して少しでもその売り上げに貢献しようともせず
平気でチャンネルを余らしたまま放映を行うという非常に金銭的にシビアな運営を行っている。
スピードチャンネルの運営母体は車両スポーツ映像という競輪関連団体であるにも関わらず…である。
そのため販売面で苦戦する西日本の場などでは放映を依頼するための金も支払えないために
せっかく開催を行っているというのにスピードチャンネルでレースの模様を放映してもらえないという
最初から全国の電話投票会員からの車券購入機会をフイにするような運営をさせざるを得なくなってしまっている。
それと比べればインターネットライブ中継のほうは
事実上の寡占状態で競輪の番組を制作している既存の競輪中継制作業者に制作を依頼するなどすれば
それなりの経費がかかってしまうものの、安く仕上げる気になればいくらでも安く仕上げられる性質のもの。
中央競馬のJRAがそうであるようにこれからは車券購入の比率が今より更にネット投票にシフトして行く可能性は高いはずであるし
防府・佐世保・武雄以外のすべての競輪場でインターネットライブ中継を実施している昨今においては
ネットライブ中継+ネット投票は現在の重要な車券販売のチャネルとして
まずは導入しておく必要があるものと言えるだろう。
かつて日本全国で連鎖的に廃止されて行った地方競馬場は
ネットライブやネット投票など他地区の客からの購入機会を全く用意することもしないまま急速に衰退して消滅して行ったが
最近では前橋などいくつかの場が前日から並び情報とコメントをネット上で公開するなどしており
当該競輪場の新聞が入手できないエリアに住む人でも
居ながらにして無料で並び情報を入手して車券購入ができるようになっており
車券を買う競輪ファンとすればこうしたシステムが早いうちに全国すべての場で導入されることを願いたいところ。
更に欲を言えば各地で発売されている競輪新聞を競輪場が買い取り
出走表の代わりに無料で配布してくれるようになれば言うことはないのだが…(笑)
近日中にインターネットライブが実施されることによって、ようやく他場と同じスタートラインに立つことができる武雄競輪場。
ネットライブでは映像をただ垂れ流すだけでなく、車券購入を行う人が車券を買いたくなるような情報も併せて流すことができれば
車券販売のマーケットは佐賀・長崎を始めとする九州エリアだけでなく日本全国に広がって行くはず。
ひいてはそれが本場の集客を増やすことにもつながり、売り上げの下げ止まり、向上を呼び込むことができるはずなのだから。
= 関連リンク =
・武雄市役所のページに間借りする形で入っている武雄競輪場の公式ページ