2008年10月10日

大井競馬場のレストラン付き特別観覧席「ダイアモンドターン」に行ってみた


大井競馬場にあるダイアモンドターン(ダイヤモンドターンではなくダイアモンドターンというのが正式名称らしい)は
食べ放題・ソフトドリンク飲み放題を実現したバイキング形式のレストランと競馬の特別観覧席が合体した他に類を見ないタイプの特別観覧席。
ここでは別途料金になってしまうもののアルコールも頼むことができ、食事・お酒を交えて会話を楽しみながら競馬に取り組むことができる。

ダイアモンドターンの入場料金は食べ放題・ソフトドリンク飲み放題で一日5000円。
馬券もすぐ近くで購入できることもあって別途清算のアルコール類もキャッシュオンデリバリー方式を採用して
支払いの段になって馬券を買いすぎてしまいお金が足りなくなってしまったということのないように工夫(?)されている。

暗くなってきた頃には場内もライトアップされ、なかなかエッチな雰囲気に。
時間が遅くなるにつれて場内には若い女性を含めたグループの姿も多く見られ
ここが競馬好きな男性達が競馬初心者の女性を連れてやって来て、みんなでワイワイガヤガヤと競馬を楽しむのに最適な場所であることが感じられた。

競輪の場合は多くの人がひとりで競輪場に行き、静かに競輪を楽しむのが普通であるから
こうして大人数で楽しめる場所がないのが現状。
確かに私のような人間からしてみれば一般席でギャーギャー騒がれたら落ち着いて競輪をやることもできないから
静かな場所を求めて場内を逃げ回ることになってしまうのは確かなのだが
競技の最初の入り口としてはこうした場所を用意することが有効であることは間違いなく
現状ではそうした「入り口」というものをほとんど全くと言っていいほど用意できていない競輪界とこことでは
雲泥の差があることが感じられた。

競輪場に女性連れで行った場合、ほとんどの場でまず困るのが「座る場所を探すのにも苦労する」ということ。

競輪場で稀に目にすることができる、そこいらになりふり構わず座り込むことができるワイルドな女性はともかくとして
多くの競輪場の座席は若い女性を座らせるのはどう考えても汚すぎる場所がほとんどであるし
トイレの数も少なかったり、汚かったりと散々なところばかり。

それから比べればここは食べ物がおいしくないということを除けば
普段ギャンブルとは縁のない生活をしている人でも気軽に訪れることができる場所であるし
競馬をやる人もやらない人も一緒に楽しい時間を共有できるというのが何よりすばらしいところ。

競輪場の客に果たしてこうした場所を利用する需要というものがあるかどうかは疑問だが
競輪をやらない人も競輪をやる人と一緒に楽しい時間を共有できる環境というものが
競輪場にあってもバチは当たらないんじゃないかと思った次第。

「別に場に来た人すべてに車券を買ってもらわなくてもいいのではないか?」

誰かに連れられて競輪場に行くうちに興味が芽生えたというのは非常に良くある話だが
現状の競輪場には車券を買いに来た人が快適に過ごせる場所がないくらいだから
競輪をやらない人が快適に過ごせる場所なんてあるはずもない。

ギャンブルをやる人もやらない人も、予想の能書きなどは抜きにしてみんなで集まってワイワイガヤガヤと会話を楽しみながら競輪場に集う。
残念なことに競輪場にはそのための下地も用意されていないということがファンとしては非常に残念でならない。

= 関連リンク =
・大井競馬場ダイアモンドターン