2008年10月 5日
西武園競輪場セキュリティコンパニオン「ダンス!ダンス!ダンス!」
地元前橋ではF2戦の中日を迎えていたこの日は若干の後ろめたさを感じつつも観音寺記念最終日の場外発売が行われている西武園競輪場へ。
この日の西武園競輪場では本場開催のない場外発売のみの日であるにも関わらず場内イベントを実施するという
業界では異例の試みが行われるということでの訪問。
かつては西武園競輪場でのイベントと言えば開催最終日に行われていた現役選手が参加したイベントというのが相場だったのだが
現在では本場開催・場外発売を問わず、開門から最終レース終了後まで西武園競輪場でお客さんのお出迎えやご案内などの業務を行い
すっかり西武園の顔として定着しているセキュリティコンパニオンによるライブが主体となっている。

お嬢ちゃん達によるライブパフォーマンスということでややリトルアキバ的なイメージのあるこのイベントだが
今回はダンス+Saxプレーヤーの琴音さんを前面に押し出した洋モノ音楽というややオトナの構成。

Jazzやソウルなどを敬愛するセキュリティコンパニオンのコトさんは普段から定期的にライブを行っているという生粋のアーティスト。
競輪場には客層を考慮してか普段その手の音楽が流れることはないが
Jazzなどいわゆるブラック系の音楽はもともと競輪場のような空気の場所から生まれた音楽。
私は密かに競輪場の空気を音から変えてくれる可能性に期待していたのだが
今回も音楽のジャンルは違えども期待に違わぬソツのない演奏でまとめてくれた。

(セキュリティコンパニオン・琴音さん)
聴衆からの反応も上々。

(セキュリティコンパニオン・めぐさん→ブログ・めぐめぐの☆とぅいんくるすたぁ☆)
meguさんによるアイドル路線歌謡曲や、この日はお休みだったkanaさんによるド演歌と併せて
このような音楽までやれるセキュリティコンパニオンはなかなかの芸達者と言えるだろう。

(セキュリティコンパニオン・マオさん)
少々おとなしい印象のある西武園の客もMCを務めたMaoさんが
「そんな恥ずかしがらないでもっと近くに寄って見て行ってください」とひとこと言うとみんなゾロゾロ前進してステージ前に集結。

(セキュリティコンパニオン・あーチャンさん)
中には踊っているセキュリティコンパニオンの目の前まで歩み寄っていった上で携帯電話のカメラを使って接写するというツワモノのオジサンまで現れて
非常に和やかなムードの中でイベントは進行して行った。

(左・kotoさん 右・Haruさん)
全レース終了後は毎日恒例のメンバー全員が揃ってのお見送り。
帰り際には整列するセキュリティコンパニオンに歩み寄って話し掛けていったりお土産を手渡して行く人の姿も。
農家も多いこのあたりのお客さんの中には自宅で取れた野菜などを手土産に競輪場にやってくる方もおられるのだとか。
セキュリティコンパニオンが登場する前から定期的に西武園に通っていた私とすれば
最初は正直なところ「なんだこりゃ」と思ったものだが
今や西武園に来るとセキュリティコンパニオンがいるのが当り前となっていて
毎開催各地から訪れるファンの方々と顔を合わせることも今ではすっかり楽しみのひとつにもなっている。
イベントの時にだけきれいな格好をして登場するコンパニオンではなく
本場開催・場外発売を問わずいつも必ず入り口で警備員として出迎えてくれるセキュリティコンパニオン。
人間関係の希薄な今の時代であるからこそ、入場時にしっかりと挨拶をしてくれるセキュリティコンパニオンの存在は貴重であるはずだし
入り口での声掛けの効果は確実に客の精神面での安定や場内の治安の安定にも役立つはず。
客席では汚い罵声が飛び交い、従業員は客を客とも思わない態度で接するのがこれまでの競輪場の姿であったが
このセキュリティコンパニオンという試みはそれを根底から覆すことができそうなものであるし
あとはこの業界のキャンギャルにありがちな「給料安くてやってられないよね」などとメンバーが言いながらいやいや仕事をすることのないよう
有能な人材には一定の期間しっかりと腰を据えて働くことができるような待遇を持って迎えて欲しいものである。
(このログはセキュリティコンパニオンを統括する常陸警備保障を通じ許可を得て撮影・制作しておりますが
セキュリティコンパニオンのイベントその他に関しては基本的に誰でも特別な許可なく写真撮影することは可能となっております)