2008年12月 7日

公営ギャンブルの中ではズバ抜けた華やかさを持つ中央競馬G1競走。

この日はJRA中央競馬のジャパンカップダートの馬券購入及び観戦のため
かつて高崎競馬場があった場所にそのまま設置されている場外馬券売場BAOO高崎へ。

ひさびさに見るJRAの投票用マークカード。
現在は西武園全日本選抜競輪が開催中なので場名欄を見ると思わず西武園を探してしまう。

相馬眼(そうまがん=馬の能力を見抜く力)のなさには自信のある私だが
狙い目を絞りつつ返し馬を眺めていたところ、やたらとよく見えたのがかつての国内ダート王者・カネヒキリ。

これまで幾多の名馬が発症して競走馬生命に幕を降ろすこととなった屈腱炎に見舞われて
長期の戦線離脱を余儀なくされたカネヒキリだったが
能力はここでも決して劣ってはいないはずだし鞍上は名手クリストフ・ルメール。
ここでも一発は十分と見て私はカネヒキリからの馬券を買ってレースに臨んだ。

競輪では残念ながらG1と言えどワクワクするような感覚というのは全く感じることはないが
競馬のG1と言えばやはり華やかさも段違いで入場音楽とともに馬場に入場する馬を見ているだけでも
いろいろな思いが込み上げて来て気持ちが高揚してきてしまう。

私自身も共同馬主クラブで何頭かの馬に出資して来た経験があるが
新馬戦(今年からメイクデビューと名称が変わった)に登場した出資馬の姿を見ただけで
いろいろな思いが込み上げて来て思わず目頭が熱くなってしまうこともあるということは経験上よく知っている。
ましてやその馬がG1という華やかな表舞台に立てた時などは
きっとレースでの勝敗に関係なく馬主としてはこの上ない幸せを感じることだろう。

競馬ならではの華やかさと万感の思いが交錯する中スタートしたこのレースは
早めに動いて出入りの激しくなったアウトコースの攻防を尻目に内側の経済コースでじっと脚を貯めて回るカネヒキリが
直線で早めに抜け出すと後続の追い込みを制してそのまま押し切って見事復活の勝利を決めてみせたのだった。

「よっしゃ!取った!」
カネヒキリが勝ったのを確信した私はゴール前のリプレイを確認するようにモニターの近くに歩み寄ってじっと見つめた。
抜け出した10・カネヒキリを追う6・ヴァーミリアンを外から交わす5・メイショウトウコン。

「5・メイショウ?」

ない。

しゅーりょー!