2008年12月10日
西武園全日本選抜競輪最終日の場内の様子
・地区別応援スタンド

今回3角スタンドに設置された各地区応援スタンド。
西武園は場内への出入り口が一ヶ所しかない珍しい競輪場であるのだが
なぜかわざわざその唯一の出入り口から一番遠い場所に応援スタンドが設置されたのは混雑を回避する意味もあったのだろうか?
この応援スタンドは色分けされたイスの部分に各地区の応援団が勢揃いして周回ごとに選手の名前をみんなで連呼するというものだが
各地区の応援団が一斉に同じような場所から選手に声援を送るために
各地区の応援団の声が混ざり合ってしまい何を叫んでいるのかはさっぱり聞き取れないという状況。
せめて地区ごとに応援席を場内に点在させるなどできなかったのかと疑問に思えてしまった。
応援スタンドに参加する地域は事前の申し込み制。
応援用のマフラータオルを配布するために個人情報を添えて事前に申請する必要があったようだが
後半レースが始まる頃には受付終了というのはなんとも。
マフラータオルは無償配布されたそうだが、競輪客は物乞いではないし
いいかげん「景品をタダで配る=ファンサービス」という安直な考えからは脱却していただきたいものであるが…。
聞いてみたところ今回は事前に申し込みをしていない人でも
自由に応援スタンドに出入りしても構わないとのことだったので、それだけは救いだったかも。
応援席を一ヶ所に集めたのは予想イベントを応援スタンド内で行うためであったようだが
予想イベントに最近松戸競輪中継などにも出演している内林久徳氏が登場したのはやや新鮮味があったものの
仕切りは結局いつもの万国社コンビで変わり映えせず。
応援スタンド内だけに向けた解説ではなくフロア部分でイベントを行って一般客も対象にしたイベントにすれば
もう少し客を集められたような気もするが、自ら対象を狭めてしまったのは実にもったいないとしか言いようがなかった。
・バンク内照明
日没の早い今の時期の特別競輪ということで持ち出されたものは工事現場にあるようなアレ。

しかし最近の夜間道路工事現場にあるような風船のような形のディフューザーが付いているタイプではなかったため
眩惑防止のため投光機はすべて選手の周回方向と反対方向に向けられて設置されていたが
雨天と重なってしまった決勝戦ではこのような有様となってしまい、やや光量不足の感は否めず。

ただ雨天とも相まって戦いの終わったバンクには普段の西武園ではなかなか見ることができない
フォトジェニックな光景が広がっていたのはなかなかいい感じだった。
・ももチャリブース
入場口脇ではテレ玉(テレビ埼玉)で放送されている世界初のけいりんバラエティー番組「ももチャリでGo!」のブースが設置され
番組の公開収録なども行われていたそう。
帰りがけには通路でたまたま出演者の方々に出くわしたので記念撮影をお願いして…

右・ももピコ 桜井まなみさん(ブログ→☆まなみん☆のほんわか日記+o。((*^∀^))ニコッ。o+)
中・くろピコ 長谷川香枝さん(ブログ→香枝☆modeでGO!ゴ・GO!)
左・かなさん
こちらは大宮競輪「萌ーえん団」結成からこの流れを維持している感じ。
ももチャリでGo!は番組HP・ブログも展開されているほか、番組はYouTubeでも視聴可能。
・セキュリティコンパニオン

(左・演歌&昭和歌謡担当カナさん 中・Saxプレイヤー洋楽担当コトさん 右・アイドル歌謡担当メグさん(ブログ→めぐめぐのとぅいんくるすたぁ)
大概は開催の中日のみにステージイベントを実施しているセキュリティコンパニオンも
今開催は連日ステージイベントを行ったほか、地区別応援スタンドにも参加するなど各所で活躍した。
本来ならば警備員とコンパニオンを両方雇わねばならないところを
ひとりで警備員とコンパニオンの両方の役目を果たしてしまうという実に合理的な存在であるセキュリティコンパニオンは
普通のコンパニオンよりもお客さんと接する時間が長いこともあって本当に大人気。
この日のイベントはクリスマスを意識したもので、今後セキュリティコンパニオンの歌に合わせて客も一緒に歌ってしまうという
ゴスペルチックなステキな流れも期待できそうな、いい雰囲気のイベントとなっていた。
・表彰式
競輪の表彰式は金網(または透明フェンス)の向こうでやるものと相場が決まっているが
今回の表彰式は間に遮るものが何もないサイクルシアターのステージで行われ非常に和やかなムードの中で表彰式が執り行われた。

最後に今回の決勝戦の特別選手紹介の際のアナウンスを行った方が「Shin Miyake!」とコールを行ったのだが
それが「新三宅」と私には聞こえてしまい新秋津とか新横浜みたいな少々チープな印象を持ってしまった。
そんななかで非常に印象的だったのは前列に座っていた母子連れ。
表彰式が終わった後、親子で顔を見合わせて共に向かっていったのはなんとサイクルシアターのステージ上。
そこで母子はにこやかに記念撮影を行っていた。
もしかするとその母子連れはこの開催の直前に特に地元地区の住民に対して告知を行って実施されたサイクルフェスタの際に
ここを訪れただけでなく全日本選抜競輪にも顔を出してくれたような人達なのかもしれない。
この日の場内では集まった仲間内で記念撮影をしている姿を見かけるなど
普段の競輪場では見ることができない和やかな光景をそこかしこで見ることができた。
加速度的な競輪の客離れが顕著に数字に表れている昨今にあって
このような傾向は非常に好ましいことであるはず。
今回の西武園全日本選抜競輪では表彰式が終わった後でも払い戻し業務はしっかりと行われていたし
出口付近で私がしばらく立ち話をしていたため駐車場に戻るのが普段であれば駐車場を閉鎖する時間の17時を過ぎてしまっていたにも関わらず
駐車場の従業員の方が「まだまだゆっくりしていただいて大丈夫です」とすばらしい対応を見せてくれたおかげで
全くストレスなく過ごすことができたのは実にすばらしいことだと思った。
やっぱりアミューズメント施設というものはこうでなくっちゃね。