2009年3月13日
平田付け切れずおっさんラーメン吹いた(前橋競輪F2初日より)
新鋭・緑川修平(福島・95期)が快勝したあとの5レース。
人気は地元の三木翔太(群馬・95期)-平田真樹(群馬・86期)に集まったが
平田は道中で三木とはぐれてしまい関根大悟(埼玉・91期)の大穴一発を誘発。
ゴール後、スタンドからは「平田!お前なんかより俺のほうがよっぽど強いぞ!」という声が飛び
私のすぐ近くでカップラーメンをすすりながらレースを観戦していたおじさんが思わずカップ麺を噴き出しそうになっていた。
7レースではAチャレ特昇後初戦の岩崎大和(茨城・94期)が4.17の大ギア斉藤重明(東京・71期)の捲りに先んじて捲りを放って快勝。
8レースでは戦前には野田英吾(群馬・75期)を使うか迷っていた田中雄彦(群馬・68期)が前々自在な走りで勝ち
この日唯一の地元選手によるグッズ施しの実施。
レース後の選手通路からは歓喜の声が満ち溢れていた。
10レースでは先に行われた西武園サイクルフェスタを企画運営するなど選手以外の面でも競輪界に尽力を続ける
ミスターダイヤモンドターン川本龍司郎(東京・82期)が清水孝夫(埼玉・63期)のアシストを受けて井上公利(宮城・93期)の番手にはまったあと
井上が一瞬走路を外した隙を突いて内側から進行。
流れから井上と叩き合いになったことから最終2角からゴールまで内圏線内を継続走行することになってしまったために赤旗審議の対象となってしまったが
判定は井上の走行の影響を受けたものとしてセーフの温情判定。
そもそも井上が走路を外した時点で走路は川本のものになっているのだからこの判定は妥当というか
セーフにしていただかないと現状のケイリンのルールの根幹が歪んでしまうことだろう。
11レースでは近況低迷が続く新潟の期待の星・鈴木庸之(92期)が打鐘から小田倉勇二(栃木・91期)を叩きに行って一旦突っ張られた上に
番手の矢口剛士(栃木・54期)に押し上げられながらも、再度発進して力で小田倉をねじ伏せる闘魂の競走を披露。
しかし鈴木の番手を回った瀬戸貴志(新潟・79期)が鈴木の動きに付け切れず、最後は自力発進。
頑張った鈴木は味方のはずの瀬戸に捲られてしまうという屈辱の結末でレースは決着した。
かつてのコメントで「ファンの気持ちも考えたレースをやりたい」という鈴木ノブの言葉が新聞に載っていたこともあったが
後ろに同県の先輩である瀬戸が付けた今回のレースなどはまさにそれ。
10レースでは同じような展開で番手の清水が動いて位置をキープして自力屋の位置取りをアシストしたが
このレースの瀬戸は最終4角でほんの少しだけ鈴木をかばう素振りを見せた…ように見えたものの最後は容赦なく突き抜けての勝利。
瀬戸の本業は番手の競走ではないにせよ、ファンにとって鈴木の心意気以上に期待されたのは
鈴木-瀬戸の折り返し車券に断然人気が集まったことからも分かるように瀬戸の番手での仕事ぶりのほう。
今回は残念ながらうまくは行かなかったが
鈴木庸之は卓越したスピードと地脚を併せ持つ逸材であるし、今後が大いに期待される選手。
あまり深く考えすぎず着実に力を付けて行ってもらいたいものである。